97年は余り明るいニュースがなかったけれど、そのニュース に対するマスコミや人々の反応の仕方がどうしても気になる


それは (1)何か問題が起きた時まるで魔女狩りのごとく複雑な 問題でも単純化して悪者探しをする事 (2)物事の表面しか捕らえようとしないこと (3)しばらくすると問題や事件をすぐに忘れて しまうこと...等がある


社会で大きな問題や事件があった時、個人として健全な反応はまず その問題の本質は何か徹底的に探求することだと思う.. 何故か?それは世間で目を引く事件は何らかの結果である事が多く 原因である事はまずないから..当たり前のことだけれどいつの時代にも cause and effectの混同は起きやすい、そして更にreasons behind reasons を考え深めていく事だ..


その次は、ある問題を internalize する事だと思う、つまり個人個人が 自分にも落ち度や問題の根元が、存在していないかどうかを考えることだ.. 多くの人は「あんな事をするなんて全く信じられない」と思うかも知れない が、これはとても危険なことだと思う


人間そのものや、ある現象は実に複雑な要素のかたまりで単純に白黒つける のは危ない..ドストエフスキーがいう魂は悪魔と天使の戦場だって考える 方がいい


自分の心に「毒」やnegativeな部分があたかも全く存在しないふりをする よりも、素直にこれらが存在する事を認めて(僕もたーくさん抱えております )から、positiveな側面をどんどん伸ばす努力をすればいい...つまり 天使の数を増やしたり、パワーアップしてやる


ほとんどの場合 negative な側面を抹消しようとするよりも、positive な面を 自由に伸ばそうとしてやるほうがより効率的だ..これは教育や career path を考える時にもいえる


こういった argument になった時いつも落ち着くのが、「地球に住む全ての 人々が100%完璧だったら結構気持ち悪いし、逆につまんないよなー」 と言いつつ、ビールでも飲みながらばか話に花を咲かせるのもまたおつなもの..


..話がちょっとかたくなったけど、今年の僕の resolution は business 関連は マーケティングの他、network 全般や Java、VB 等の知識を深める、B-School 最後の年 なので human network をより広めておく、中国語かスペイン語を再び勉強する..等.. もちろん毎年変わらないのは、生きている事そのものを思いっきり堪能する事







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