昔の本の整理をして、ぱらぱらページをめっくたりしていると、 情報が「生鮮食料品」のようにどんどん腐っていくのが良く分かる。 特にはやりのエコノミストの書いた経済関係の本等は、予想が全く 外れていたりして、その当時読んだ時よりはるかに面白かったりする。 そんな人達は今でも、結構売れっ子だったりするので、 うまくビジネスをやってるな..と関心すやら、僕たちの記憶の短さに呆れてしまったりする。 いつまで経っても、捨てられない書物のはやはり「名著」、「古典」 といった種類になる。 本ですぐ、部屋がいっぱいになるなら、買わずに図書館に行けば いいと思った事もあったけれど、気づけば机の上に新しい本が積まれていく。 野菜が体にいいのと同じで、「新しい」情報をどんどん消化しないと、 おつむにも悪いのかなあ..等と都合のいい理屈をつけて、また無意識の うちに足は本屋に向かう.. I hate quotations. Tell me what you know. 人がこう言ったって聞くのは もうあきあきさ! 君自身、どう思い どう考えるんだい? R. W. Emerson |