。。僕はね、あの夏の想い出みたいな。。。。。。。
。。一番きれいなこととか、。。。。。。。。。。。
。。一番大切にしなくちゃいけないことを。。。。。
。。考えようとするんですね。。。。。。。。。。。
。。音楽やってて何が一番いいかって言うと。。。。。
。。やっぱり中学高校の時の多感な。。。。。。。。。
。。傷ついたり恋したり、親が大好きだったり。。。。
。。っていう時期の自分ていうのを忘れずにいて。。。
。。その頃の自分に曲を聞かせたいんです。。。。。。
。。その頃の自分に向かって曲を作っているんだ。。
。。なぁ っと思うんですよ。。。。。。。。。。
。。だからあの頃聞いていた曲というのが。。。。。
。。一番 今でも ビートルズなり。。。。。。。。
。。エルトン・ジョンなり、。。。。。。。。。。。
。。ギルバート・オサリバンでも。。。。。。。。。
。。カーペンターズでも、すごく影響を。。。。。。
。。受けているし。。。まぁ、今の時代。。。。
。。世界中の人が６０年代、７０年代の音楽に。。
。。ある種恋をしていると思います。。。。。。。
。。未だに８０年代以降っていうのは、。。。。。
。。音楽がたぶん、使い回しになったり。。。。。
。。単なるメディアになっちゃんたんだって。。。。
。。思うんですよ。。携帯電話と同じように。。。。
。。どっちがいいか悪いかではなくて。。。。。。。
。。ちょうど、６０年代終わりから、。。。。。。。
。。７０年代初期に一番多感な時期を。。。。。。。。
。。過ごせたってのは、運がいいと思うんです。。。。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
。。でもね、２３年くらいやってきましたけど、。。
。。全部が真実としたら。。。。。。。。。。。。。
。。おかしいんじゃないかって思うんですよ。。。
。。それなりの長さの中にどっかに。。。。。。
。。逃げ場作っておかないといけないなぁ。。
。。みたいなね。。。。。。。。。。。。。。
。。。。。。。。。。。。。。。。。
桑田佳祐
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。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
。。好きな人の隣にいたりとか、。。。。。。。
。。好きな人を見ていると、人間は。。。。。。
。。心拍数が少し 上がるということを。。。。
。。心理学の本で読んだことがある。。。。。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
。。ワク・ワク。。とか。。ドキ・ドキとか。。
。。そういった ときめき感 って。。。。。。
。。いつでも 持ち続けたいな と。。。。。。。
。。思う。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
。。別の心理学の本に 面白い事が書いてあって。。
。。その本によると。。。。通常。。。。。。。。。
。。好きな人を見る → ワクワクする → 。。。。
。。心拍数が上がる。。。。。らしいけれど、。。。。
。。逆に 心拍数が上がっている状態に。。。。。。。
。。異性と一緒にいると。。。恋に落ちる可能性が。。。
。。非常に高くなるそうだ。。。。。。。。。。。。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
。。分かり易い例が。。ジェット・コースター。。。。。
。。まだ 付き合っていない 男女でも 。。。。。。。
。。ジェット・コースターに乗ったあと、。。。。。。
。。どちらか または 両方共 恋に落ちて。。。
。。しまいやすいんだって。。。。。。。。。。。。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
。。原理は簡単。。。。ジェット・コースターに乗ると。
。。人は 心拍数が急速に上がる → 。。。。。。。。
。。ドキ・ドキ。。ワク・ワクする。。。。。。。。。。
。。その時たまたま 隣に異性がいる。。と。。。。。。
。。人の脳は、ジェット・コースターでワクワク。。。。
。。しているのか、 隣の人が好きになって。。。。。。
。。ワクワクしているのか 区別がつかなくなる。。。。。
。。ということらしい。。。。。。。。。。。。。。。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
。。でも、そう言われてみれば。。。。。。。。。。。。
。。学生時代に、修学旅行やら学際前後に。。。。
。。急に 付き合いだす人たちが多かったような。。。。
。。記憶がある。。。。。。。面白いね。。。。。。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
。。そんなことを とりとめもなく 。。。。。。。
。。思い出していると。。ふっ と ある情景が。。。
。。風みたいに 僕の頭をよぎった 今 。。。。。。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
。。その風景は 兵庫県の山奥にある。。。。。。。。
。。当時の友達の田舎の風景。。。。。。。。。。。。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
。。小学５年の時に、僕のクラスメートの田舎で。。。
。。約一ヶ月過ごさせてもらった。。。。。。。。。。
。。いわゆる い・な・か という環境 。。。。。。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
。。僕達は 一日中 かぶと虫 や くわがた虫。。。
。。を 山に 捕りに行ったり。。。。。。。。。。。
。。早朝や夕方。。目の前にある川で 釣りをしたり。。
。。夜になると、道に寝転がって 流れ星を見たり。。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
。。天の川が 怖いくらいに 奇麗で。。。。。。。。。
。。ちょっと離れた小川では 蛍 が飛んでいて。。。。
。。花火をしながら。。。スイカを食べたり。。。。。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
。。とにかく イメージとしては。。。。。。。。。。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
。。山の緑。。空の青。。雲の白。。夜の黒。。。。
。。って どうしようもなく 単純な色彩として。。。
。。それらの分子は僕の年輪に練りこまれている。。。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
。。気が変になりそうな位 楽しい夏休み。。。。。
。。だったから、休みが終わって。。。その田舎を。。
。。後にしなければならない時は、、ほんとうに。。。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
。。泣き出したいくらいに 切なかった。。。。。。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
。。その友達と 彼の田舎の親類たち。。。。。。。
。。自然の中に宿っていた 小さな妖精達。。。。。
。。花火とか、緑の蒸せるような 香り。。。。。。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
。。あの空間、あの場所、あの時代。。。。。。。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
。。そして 何よりも 自分自身。。。。。。。。。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
。。それから 生きるという 。。。。。。。。。
。。つかみどころのない 行為。。。。。。。。。。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
。。そんなものを 全部 ひっくるめて。。。。。
。。あの時 僕は 恋 してたんだろうって。。。
。。今 振り返って そう思う。。。。。。。。。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
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