沈丁花

中国原産
日本へ入ったのは室町時代
といわれている
中国名は瑞香(ずいこう)

「沈丁花」は
日本で付けられた名前
沈香(じんこう)と
丁字(ちょうじ)の
香りを併せ持つ花
というところから
来ている




世界の植物 − 週間朝日百科



**********



沈丁花は
春の訪れを告げ
金木犀は
秋の訪れを
知らせてくれる

季節の
移り変わりを
香りで
知らせてくれる
花が
春と秋に
咲くのは
とても
贅沢なこと
ではないか

五感の中でも
最も早くから
発達したとされる
その嗅覚に
働きかける

頭ではなく
人間の身体へ
直接何かの
シグナルを
伝えてくる

心を静めて
そのメッセージを
聞いてみると
その香りに
深い深い
意味が
あるような
気がする

香りを
味わうには
コツがある

それは
ゆっくりと
深く
呼吸をすること

そして
豊かな気持ちで
の〜んびりと
歩くこと





************************************







[Forward] [Essays Home] [Backward]