「コア・コンピタンス経営」の著者である、プラハラド教授は最後の授業で、 淡々とした口調で次の様に語った



「..ビジネススクールで学べる..



あなたたちは...



とても恵まれているのです....



................



..世界中を見渡せば....



あなたたちよりずっと...



..恵まれない人たちが..



...たくさんいることを..



...決して...



..忘れてはなりません



...........



あなたたちが...



卒業してから..



何らかの形で..



社会に貢献することが..



..あなた達にとっての..



義務でもあるのです...



............」



彼が、そう言い終わると..



教室の空気が



さっと変わった気がした



..............



今までNPV、EVA、ABC..等のビジネスツールで



かちかちに硬直した生徒の魂を



彼はやさしく、そして、激しく揺さぶった



.............



ふっと、横に目をやった..



.............



クラスメイトのアメリカ人が



..固まった様に、教授を見つめていた...











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