久高島は現在も
島の土地に私有地はなく
村民の総意によって
分けたり与えられる
日本で唯一の
総有地制をとっている
この為
この先も島の様子は
ほとんど変わらない
だろうと言われている
4年ほど前から
過疎化に歯止めがかかり
帰島した人など
少しずつ人口も
増えているそうだが
後継者不在で
行なわれなくなった
行事もあるそうだ
歴史や文化的に
重要なこの
「神の島」が
100年後も変わらず
在り続けていて
欲しいと
心から願う
- ANAツアーガイド
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この島に
コンビになんて
ないだろうなー
なんて思いつつ
食堂の女の子に
コンビニって
近くに
ありますか?
と聞いてみた
意外な答が
かえってきた
数百メートル先に
コンビニがある
というのだ
夜に宿でのむ
ビールでも
買おうと
教えてもらった
方向に歩いてみる
いくら歩いても
コンビにらしきものは
見つからない
少し来た方向に
戻ってみると
普通の民家の横に
納屋のような
建物があり
納屋の棚には
お菓子や洗剤やら
生活必需品が
少し置いてある
そこが久高の
コンビニだった
店員はと見渡してみると
納屋(こんびに)の隣
にある民家で
何やら踊っている
ではないか
しばらく見ていると
僕に気がついた
ようででこちらに
来てくれた
何かの踊りですか?
と尋ねる
おばあさんが来月
80歳になるので
それの祝いの踊りの
練習をしている
ということだ
娘さんは50歳くらい
孫は30歳くらい
娘さんと孫が
ラジカセを聞きながら
ゆっくりと祝いの踊りを
踊っている
それを80歳のおばあと
5、6歳のひ孫が
縁側で見ている
しばらくその踊りを
見せてもらった
陽気な三線の
リズム
少しフラダンスにも
似た動き
驚くような動き
は何もない
ただ
素朴で暖かい味が
溢れ出している
お祝いとして
子供や孫たちが
おばあちゃんに
踊りをプレントする
なんて
なんて素敵な
ことだろう
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