斎場御嶽は
琉球王国最高の
御嶽(拝所)で
国家的儀式が
執り行われた
沖縄で一番重要とされた
霊地です


首里王家の女性
聞得大君(きこえおおきみ)を
最高の神官とする
神女(ノロ)組織が維持し
祈祷を捧げてきた場所です


昔は、男子禁制であり
国王といえども
入口から奥には
立ち入れませんでした


御嶽からは
アマミキヨが
国造りを始めた地と
言われる神の島


久高島を
はっきり臨むことが
できます




  - 沖縄BBTV


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琉球王国最高の聖地
とされる
斎場御嶽(せーふぁうたき)


安座真から
車で10分と
かからない
ところにある


レンタカーを
駐車場に止め
うたきへと向かう


日差しはとても
強いのだか
聖地に足を踏み入れると
空気が澄んで
ひんやりとした
感覚を受ける


岡本太郎は
あるうたきを訪れた時
その
何もなさに
頭がくらくらとした
というような
印象を受けたそうだ


僕もその
何もなさに
出会いに行った
つもりだったが


その期待は
ある意味
裏切られた


いい意味に
おいて


ここ斎場御嶽には
巨大な石
きりたった岩の壁が
いたるところに
見られる


何もなさ
の代わりに
これらの巨石
岩壁が
僕をむかえ
いれてくれた


イースターの巨石
ストーンヘンジ
マチュピチュ
岩舟神社


小さい頃より
石には
何か
ひかれるものが
あった


人がこれらの
巨石を見ているのでは
なく
古代からそこに
横たわっている
巨石が
訪れる人々を
無言で
見守っている


石の時間から
比べれば
人の生きている
時間というものは
一瞬のように
思えるだろう




うたきの奥へ奥へと
ゆっくりと
歩いていく


巨石のトンネルを
抜けると
急に視界が
広がる


自然石の祭壇の
先には
さっきまで
僕がいた
久高島
そのものが
祭られたいた


久高に住む
人々は
地球に住む
人、生き物
そして地球に
祈りを捧げ


ここ
斎場御嶽からは
その久高に向かって
祈りを捧げて
きた


当時の人々にとって
祈りとは
ごく日常の
コミュニケーションの
手段だったの
だろう


頭の中で
祈りという
目に見えない
のろしが
音もたてずに
立ち上がって
いった







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