大地の力を
感じる場所
これは確かに
あるように
思いますね


５年前
ネイディブアメリカンの
保有地ナバホネーションを
訪ねましたが
彼らの視線で
その大地を見渡す時
そこには
たましいの風景が
広がっているわけです


今という時代は
近代科学の世界観の
力が強すぎる
みんな
知らず知らずのうちに
これに圧倒されて
しまっていて
僕らはこのこの
大地を感じるという
ことを
実感できずにいる





　 - かわい　はやお


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僕はよく
忘れものする
何をどこに
置いたのか
すぐにわすれる


切符とかも
どのポケットに
入れたのか
すぐに
忘れる


どんな話を
誰にしたのかも
忘れてしまう


だから
あの時に僕から
こんな話や
あんな話を
聞いたと
後でいわれても
覚えていなくて


へーーー
そんなこと
いったのかー
と自分で自分を
関心したりする


きっとなにかが
きっと誰かが
僕のからだを
使って
話している
のだろう


そんなことって
誰にだって
あるはずだ


よく考えれば
知ってるはずのない
ことを話したり
していたりね


忘れたことを
忘れるということは
いったい
どういうこと
なんだろう


記憶は
頭の中だけではなく
体や場所
音楽や風
海や川
星や原子


ありとあらゆるものに
宿っているに
違いない


それらのささやきに
耳をすまぜば


忘れてしまっている
何かを
思い出させてくれる

そんな気がする