レナードがマレーナに
初めて会ったのは、
戦争が始まって間もない
1940年の晩春、
12歳半の時だった。


シチリア島の漁村
カステルクトの長く続く
海岸通り


年長の悪ガキたちと
彼らの密かな楽しみである


村いちばんの美女
マレーナを見る儀式に
参加したのだった。


海岸沿いの家に住み、
結婚してすぐ
夫が戦争に招集され、
夫を想い、
目の見えぬ父の
面倒を見ているマレーナ


初めてマレーナを見た
レナードは
彼女の美しさに
釘付けになり、
彼女の虜となったのだった。

ところが、
、、、、





- 「マレーナ」解説文より



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見たいと
思っていて
映画館の上映が
終わってしまった
映画は
数知れずある

その中に
マレーナが
あった

ストーリーも
監督もしらなかった
けれど

予告で流れた
シチリア島の風景が
ずっと心に
残っていた

それから
4、5年たってから
ネットで借りて
見てみると

初めて見るのに
とても懐かしさを
感じだ

そして
あれ?この映画って
別の映画にとても
似ているな・・・
と途中から思うように
なったのだ

そうそう
ニューシネマパラダイスだ

音楽、風景、視点など
同じ香りがするのだ

映画が終わって
調べてみると
全く僕の不勉強・・・

ジュゼッペ・トルナトーレが
マレーナの監督なのだ

ニューシネマパラダイス
そして
海の上のピアニストなどの
監督

エンニオ・モリコーネの
音楽もとてもいい






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