ブランドの物語は
人間の心理の
とても深い部分と
結びついて
います


全ての人は
なにごとも
今よりも
高いレベルで
理解したいと
思っています


私たちは
自分という
存在が
これまで思って
いたよりも
より
大きな存在の
一部であると
気づきはじめて
いるのです




     - スコット・ベッバリー




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マーケティング
やブランド論
ほど
つかみにくいものは
ないかもしれない

マーケティング
という学問
そのものが
ある種の「ひずみ」や
「ねじれ」
内包している

理性と感性
客観と主観
喧嘩したり
仲直りしたり
人の心の中の矛盾を
受け止めて
前に進んでいく

前に進んでいかないと
倒れてしまう

考えてみれば
ブランドやマーケティング
のみならず
我々の人生そのものが
矛盾に満ちている

年齢を重ねていく
につれて
物事を二元論的に
捕らえるだけではなく


そういった矛盾を
全て俯瞰した上で
それさえも
楽しむ術を
身につけていく
ことが
出来るように
なるのだろう






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