ミレーが生まれ育った村も
もちろん農業で生きている
それも長い伝統がある
農業を誇りにし労働を神聖化
している土地柄だ
ミレーの生家も農家であり
ミレー自身も幼いころから
農作業を手伝ったという
ミレーはそういう中で
どっぷり遣って育ったのだ
ミレーの絵は暗いかもしれない
辛い労働を描いているかも
しれない
しかし、同時に
ミレーの絵には労働の
喜びも生きがいもある





   - きくちおさむ



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縁があって
カンボジアでマーケティングの
スピーチを日本の政府機関から
頼まれた

お金以外の方法でも
国をまたがって何か
役に立てるのはとても
うれしい

クメール語は話せないので
英語です

少しカンボジアについて
調べてみると
多くの国民
クメール人は
8割 農業に従事している
ということだ

日本で話している
マーケティングの話を
しても少し、かなり
ピントはずれになるでしょう
ということで
何を話すか、飛行機の中で
考えたけど、まだ これと
言ってみつからない

ということで
スピーチというよりも
150名ほど集まるその
ビジネスに従事している
またはビジネスを立ち上げ
ようとしている人達が
何に興味があるのか
聞く事から始めることに
した

と考えたところで
まあ これも 一つの
マーケティングじゃん
と一人で納得して
います

機内にあった「翼の王国」
をぺらぺらとめくって
いるとミレーの絵画についての
エッセーがあった

労働という単語が
余り聞かれなくなった
日本から何がなくなって
しまったのかを
考えてしまった

頭だけ使うことって
不健康だにゃー

みなさん体をつかって
五感を鍛えましょう!









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