カンボジア王国(カンボジアおうこく)は
インドシナ半島にあり、ベトナム、タイ、
ラオスに接している東南アジアの国家。
首都はプノンペン。
近隣の国とは陸続きであるが、
国民の90%以上がクメール人
(カンボジア人)である。
言語はクメール語(カンボジア語)、
宗教は仏教(上座部仏教)である。
- ウィキペディア
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国際協力機構の
お手伝いでプノンペンに一カ月弱
滞在している
3度目のカンボジアになるので、
カンボジアに「行く」というよりも
「帰ってきた」という気持ちになる
のは不思議だ
来る度にプノンペンの街なみは
近代化している
ただしアジア諸国の中でも経済発達
がもっと遅れている国であり
首都のマーケットも
戦後間もない日本の市場を
想わせるような
プリミティブな装いだ
街には裸の子供が平気で歩き
野良犬が寝そべり
物乞いが近づいてくる
経済的には決して恵まれては
いないし
インフラの整備もまだまだ
これからという国だ
ただ この前近代的な街なみや
人を僕は心から愛する
雑多ではあるが
生きている人の息遣いが
しっかりと伝わってくる
何かとても懐かしい感覚に
包まれるのだ
20年前に韓国にいた時も
同じような感覚を持った
かつての日本も成長期は
このような息遣いがあったに
違いない
綺麗なスーツに身をつつみ
iPhoneを使いこなす
東京のビジネスマン
僕たちはいったい
何を得 そして
何をなくしてしまった
のだろうか?
プノンペンから
これまでの日本の歩み
そしてこれから日本が
進んでいく方向に
想いをはせてみる
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