国内のライバルが競争し合いながら
成長していくという
かつての成功の方程式が
足かせに変わりました。
加えて、これは米国でも起きたことですが、
「我々 は無敵だ」と思い込み、
イノベーションを起こし続ける
のをやめてしまったのです。
日本企業は胸の内に巣くった慢心を振り払い、
再びイノベーションを生み出す
力を取り戻さなければなりません。
その舞台は、数多くの変化が生じてい
る中国やインドなどの新興国市場です。
日本ではない。
ではどうすればいいのか。
簡単な答えは見つかりません。
ただ1つ言えるのは、
答えは「効率的になる」ことではなく、
「変わる」ことにあることです。
新たな考えを持たずに
リストラだけをしても
解決策にはなりません。
-- CK プラハラド
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表参道で開かれた
ミシガン大学ビジネススクールの
OB会に5、6年ぶりに出席した
懐かしい仲間も数名いたが
OB会に参加していたのは
ほとんどは、僕よりずっと若い
人達だったけど
いろいろ話ができて
楽しかった
振り返ってみると
1996年当時
僕の同期は10名いたが
最近は日本人が余り採用されなく
なったこともあり
同時に、日本人の留学生
そのものが減少傾向にあるために
ミシガン大学のMBAには
日本人が一人もいない年も
あるそうだ
このOB会の翌週
ショッキングなニュースが
飛び込んできた
戦略系の看板教授である
プラハラード教授が急死
されたというのだ
ちょうどプロジェクトで
教授の本を再度読む機会が
増えてきていたところ
だった
教授に教わって既に
12年以上の歳月が
経ったが、彼のシンプル
かつ強烈なメッセージ
はいまだに
頭に焼き付いている
「多くの人は自分の頭で
考えることを
止めてしまっています」
「是非 ご自身の頭で
考え、そして、世の中に
貢献していただきたい」
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